アスペルガー症候群のような高機能自閉症の特徴の一つとして、ある一つの動作に以上に固執し、繰り返すというものがある。これがいわゆる過集中で、このせいで空気が読めないとか不注意みたいな状態が副次的に発生してしまう。

しかし、これは同時により専門的で高度な作業を可能にするものだとも思う。
というのも、専門的な作業をするには高い集中力が必要なのは否定できないことだからである。

過集中は、人類がより専門的で高度な科学技術文明を築いて維持していくために獲得した新しい能力なのだと私は思う。

その観点で、高機能自閉症のものは定型発達者より優れた存在なのである。